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下津井城址
岡山県 倉敷市


下津井電鉄廃線跡サイクリング(10) 2002年1月12(土)    目次 前ページへ 次ページへ


 まだもう少し時間がある。さきほどの祇園神社のパンフレットにイラストマップがあり、それを見ると、「下津井城跡公園」というのが載っている。

 ちょっとした山登りになりそうなので、なをみさんのきらいなこっちへ行ってみようかと、むりやり誘って、浄山の周りを回り、そちら方面らしき道路を見つけるが、見ただけでいやになるような急坂である。

 「え、これを登るんですかぁ?」って言われた私も一瞬尻込みするが、ええい、久しぶりの急坂だぁとギヤを入れ替えて上り始める。

 地元の子供達が自転車を押して登っているのを追い越すと、「どこいくん?」と驚嘆の質問が帰ってくる。

 ひぃひぃはぁはぁを息を切らせ、途中で休憩も入れて、
登ると公園の入り口らしき道路があった。そこをを登って行くと石垣の横を通り、さらに細い道になると階段になった。ここに自転車を置いて徒歩で上に上がる。

本丸跡にある下津井城址の碑
本丸跡にある下津井城址の碑

城址から祇園神社・海を望む
城址から祇園神社・海を望む

「今日は登ってばっかりですねぇ」と言われてしまうが、そういえば、鷲羽山・祇園神社・ここと登ってばっかりである。

 途中に遺構図と説明があったが、小さいとはいえ、天守に本丸・二の丸・三の丸・馬場など立派なお城だったようである。

 ここもぐるりと散策して、再び自転車で下る。

 鷲羽山駅下のトンネルをくぐり、トンネル横の脇道を下りてから一般道にでてJR児島駅に戻る。

 駅近くでお店がなかなか見つからなかったが、夕食を食べ、同行してくれた、なをみさんとお別れし、本日のサイクリングは終了。あとはマリンライナーで高松に戻るだけである。
                  終わり


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