足が重くて速度が出ない。
一宇村役場・一宇峡・河内・川又・桑平と川沿いに遡っていく。桑平の橋を渡っってだんだん勾配場きつくなる。まだ民家横の道で、突然激坂になって
唖然としたが、幸いそれはすぐに終わり、以後は淡々とした山道だった。
しばらく登ると「つづら堂」というお堂があり、トイレもある。１０：３８（２４．９Ｋｍ）
その先には「つるぎ」という食堂も営業していた。
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第一ヘアピンというカーブ標識のところで川ともお別れ。
もう１１：００（２７．０５Ｋｍ）だが、これから本格的な上り坂が１０Ｋｍ以上ある。
貞光〜剣山リフト乗り場まで４０Ｋｍなので４時間程度で行けると甘く考えていたが
大間違いだった。（体調にも問題あるようだが(^^;）
さあ、これからが本当の山道だ。
坂道をヨイコラドッコイと登っていく。足は重いし汗は噴き出る。
なんせ汗かきなので、腕には汗の玉がびっしり並び、顎からは汗がポタポタしたたり落ちる。
どうにもたまらない。走っているとあちこちに沢がある。標高は高いけど、水は豊富だ。
沢からホースで水を取り出せるようにしている所も多い。
（一ヶ所は沢に下りられるように短い丸太のハシゴがあってびっくり！）
水を見るたびホースを借りて手や顔を洗う。とっても気持ちよくて生き返る気分。
こうやってあちこちで休憩していくが、いったいいつ着くのだろうか。
走り出すと、毛雨のようなものが降って来た。頼むから降らないでくれぇ！と願いながら登る。願いが通じたのか、雨はそれ以上ひどくならずしばらくすると止んだ。
ヨイコラ登っていくと施設のような物が見える。と思ったら、やっと剣山スキー場に到着。標高１３５０ｍの文字が嬉しい。
５００ｍｌＰＥＴボトル２本分持ってきたエネルゲンもほぼ無くなり、自販機をさがすが夏は休業中（当たり前！）なので見あたらない。
先ほどパンをかじりながらきたので、弁当を少しだけ食べる。
少し上の「塔ノ丸レストハウス」も閉鎖されている。